岩手、北海道で津波最大30メートル 日本海溝・千島海溝地震 内閣府想定

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日本海溝・千島海溝地震で想定される主な地点の最大津波高
日本海溝・千島海溝地震で想定される主な地点の最大津波高

 東北沖の日本海溝沿いとその北に連なる千島海溝沿いで起きる巨大地震に関し、内閣府は21日、想定される津波の高さと浸水域を公表した。北海道から千葉県まで太平洋側の広い範囲が津波に襲われ、岩手県と北海道では最大30メートル近くに達する。少なくとも4道県32自治体の庁舎が浸水するなど被害は甚大になる見込みで、内閣府は今後、有識者でつくる作業部会で防災対策を検討する。

 日本海溝は千葉県の房総半島沖から岩手県三陸海岸沖、千島海溝は北海道十勝沖から千島列島沖に延びる。両海溝では陸側プレートの下に太平洋プレートが沈み込んでおり、たまったひずみが解放されることで、過去にも大きな地震が繰り返し起きていた。想定が公表されたのは、日本海溝沿いの三陸・日高沖と、千島海溝沿いの十勝・根室沖を震源とする二つの巨大地震。過去の状況から最大級の津波が切迫しているとされる。内閣府は今回…

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