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障害者手作りのパン屋、逆境に奮闘 「居場所守る」 大阪

仕事が終わった後、工房内を徹底的に消毒する職員=大阪府吹田市内本町2のグーチョキパン屋さんで2020年4月16日午後5時14分、三角真理撮影

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、障害者たちが働く吹田市のパン屋さんは販売量が激減したものの、毎朝パンを焼き続けている。「メンバーには社会参加の場であり居場所でもある。感染防止に気をつけて、なんとか続けたい」と職員たちは気を引き締める。

 吹田市内本町2、新旭町通り商店街内にある「グーチョキパン屋さん」。20~60代の14人の障害者が職員数人と働き、店の工房で約30種のパンを次々と焼く。これまでは、全体の約8割を企業の食堂や幼稚園の門前の一角を借りて出張販売でさばき、残り2割を店頭で売っていた。しかし、4月に入ったころから企業などから「外部の方の出入りは当分控えてほしい」と連絡が相次ぎ、出張販売はなくなった。

 その結果、売上額は激減。しかし職員らは店頭に並べる数を増やして、生産量を以前の5割減に食い止めている。店長の中井有哉さん(36)は「注文を受けて配達できないか、とも考えますが、外に出れば接触も増えるので、そこはジレンマです」と悩む。「活動を続けたい」と考えるのは収入減を食い止めるためだけではない。「メンバーはここに来て働くことが日々のリズムになっている。『家で自分でできる運動を』と言ってもできな…

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