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視覚障害者はり・きゅう「お客さん来ない、消毒液もない」 休業決意も「いますぐ現金給付を」

治療院を休業した笹原稔さん。手前はストックがもうないという消毒剤など=東京都品川区で2020年4月8日、尾籠章裕撮影

 新型コロナウイルスの感染が拡大している影響で、視覚障害がある人たちが生活の糧にしている、はり・きゅうやマッサージの仕事が激減している。体に触れる仕事だけに、感染リスクが高まることを恐れる患者が多いためだ。「このままでは生活が立ちゆかない」との声が上がっている。

 「お客さんも来ないし、消毒液もない。25年あまりやってきたが、これはただごとじゃない」。東京都品川区で、はりやマッサージなどを施す「アサヒ治療院」を営む笹原稔さん(73)は施術台わきの椅子に座り、力なくつぶやいた。

 高校卒業後、貿易会社に勤めたが、30歳を過ぎた頃から難病で徐々に視力を失い、43歳で全盲になった。妻と2人の子どもを養うため、会社を辞めて学校に通いマッサージ師などの資格を取得。47歳の時、退職金をはたいて治療院を開いた。やがて、なじみの患者も増えて「良い職につけた」と感じていた。

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