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食糧危機は来るのか 農産物の生産減少、輸出制限……国連など共同声明で警告

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マスクを付けて棚に商品を並べるスーパーの従業員=米南部フロリダ州で2020年4月21日、AP
マスクを付けて棚に商品を並べるスーパーの従業員=米南部フロリダ州で2020年4月21日、AP

 新型コロナウイルスの感染拡大で、世界各地で食料不足が起きる可能性が指摘されている。各国が講じる移動の禁止がもたらす農産物の生産減少や、食糧難を警戒する国々の輸出制限などが原因で、途上国に深刻な影響が出る懸念がある。

 世界食糧計画(WFP)が21日発表した報告は、2020年に世界で食料不足に陥る人が19年から倍増し、2億6500万人に上る恐れがあると推計した。新型コロナ対策の行動制限で労働力の確保が難しくなることや、保護主義による関税や輸出禁止措置によって食料の価格が上昇すると指摘。これらが食料にありつけない人の増加につながるとしている。

 「食料供給の不確実性は輸出規制のうねりと国際市場での食料品不足を招きかねない」。国連食糧農業機関(FAO)、世界保健機関(WHO)、世界貿易機関(WTO)が1日、各事務局長の連名で発表した共同声明も、過度の輸出制限を控えるよう国際社会に呼びかけ、サプライチェーンを維持するため食料生産から加工、小売りに至るまで労働者の保護が重要だと強調している。近年では、08年に備蓄率の減少などから世界的に食料価…

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