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防護具不足もう限界 使い回し、カッパ代用…「崩壊と地獄」の予感におびえる医療現場

医療用ガウンとマスクを着け休憩する救急救命室の看護師=米ニューヨークの病院で、5日、AP

 新型コロナウイルスの感染者急増に伴い、感染者と接する医療従事者を守るマスクや医療用ガウンなど防護具の不足が深刻化している。政府はマスクなどを医療機関へ配布し始めているが、急速に増える現場のニーズに追いついておらず、医療崩壊を危惧する声が出ている。

 新型コロナの感染爆発が起きた米ニューヨーク(NY)で3月下旬、医療用ガウンの代わりにゴミ袋をかぶって治療に当たった男性看護師が感染後に死亡した。「日本も同じようになるのではないか。恐怖心がぬぐえない」。東京都内の病院の集中治療室で新型コロナの患者を担当する30代女性看護師はこう語り、防護具の安定供給が医療現場の生命線になると訴えた。

 「新型コロナ患者の受け入れを本格化する」と病院側から告げられたのは、NYで男性看護師が死亡してからまもなくのことだった。都内で感染者が急増し始めた時期と重なる。現場に動揺が走った。「家族から『仕事を辞めろ』と言われるかもしれない」「家族を実家に帰す」。スタッフからは切迫した言葉が漏れた。

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