新型コロナウイルスで、東京都に次ぐ多くの感染者が確認されている大阪府。大阪市立十三市民病院(同市淀川区)が、新型コロナの中等症患者専門の「重点医療機関」に衣替えする。機能を特化し、医療機関にとって負担の大きい感染症対策を集約化するのが狙い。十三市民病院では突然の決定に戸惑いつつ、現在の患者の受け入れ先探しなどに奔走している。5月上旬を目標に転院を完了させ、できるだけ早くスタートさせたい意向だ。一方、利用者の間には「これからどうなるのか」と不安が広がる。
十三市民病院は大阪市北部にある中規模総合病院。263床のうち39床が結核患者用だ。高齢者医療や乳幼児育児の支援にも特色がある。
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