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県保険医協会は22日、会員の医師らに新型コロナウイルスについて聞いた緊急アンケートの中間報告を発表した。半数以上の医療機関が医療用マスクなどの資材が不足していると回答し、感染者を受け入れる病院だけでなく地域の開業医も深刻な状況に陥っていることが判明した。【阿部弘賢】
協会は、県内の開業医や歯科医師の約7割が加盟。アンケートは4月15日から医師ら約1000人に実施し、21日正午時点のものをまとめた(回答率18%)。
報告によると、現在ほとんどの医療機関でマスクの着用などの防護体制を敷いた上で、別室や電話などによる診療対応をしている。ただ医薬品などの1カ月分の在庫について、医療用のN95マスクは68%、ガウンやエプロンは53%、ゴーグルや顔を保護するフェースシールドは52%の医療機関が不足していると回答。院内感染の防止などに必須なだけに「防護具がなくなり次第、閉院・休診する」といった声もあったという。
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