「制服衣替え、自由にして」40年間の気象データ、船橋芝山高の生徒解析

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「気象データから見る衣替え」を研究発表した県立船橋芝山高校の生徒ら=千葉県船橋市で芝山で2020年3月30日午前11時21分、小林多美子撮影
「気象データから見る衣替え」を研究発表した県立船橋芝山高校の生徒ら=千葉県船橋市で芝山で2020年3月30日午前11時21分、小林多美子撮影

 地球温暖化に対応して、衣替えを自由にして――。千葉県立船橋芝山高校(船橋市芝山)の生徒4人が、学校が創立された40年前から現在までの気温を調べ、気温の上昇で衣替えの時期が合わなくなっている現状を研究した。「気象データから見る衣替え」として千葉地理学会で発表したり、大学主催の発表会で賞を獲得したりと高い評価を得ている。

 研究したのは、いずれも同校2年の千葉日南音(ひなね)さん、石井美咲さん、久保田香帆さん、中尾七海さん。4人は2019年度のクラスメートで、地理の上野剛史教諭が同年10月、県内の高校生を対象にした「生徒地理研究発表大会」への参加を呼びかけた。

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