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被害者が語る「つどい」170回 活動論文で修士号 尼崎脱線事故15年の軌跡(下)

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語り合うことの大切さを語る三井ハルコさん=兵庫県川西市で2020年4月17日、北村隆夫撮影
語り合うことの大切さを語る三井ハルコさん=兵庫県川西市で2020年4月17日、北村隆夫撮影

 「残りの人生に向け、かけがえのない宝になった」。2005年4月に起きたJR福知山線脱線事故で次女(34)が重傷を負った、NPO法人理事長の三井ハルコさん(64)=兵庫県川西市=が今年3月、被害者支援に関わった経験などを基にNPOの役割について論文をまとめ、修士号を取得した。負傷者らが語り合う「つどい」を事故直後からほぼ毎月開き、15年間ずっと支え続けてきた。

 3月末に予定されていた神戸大大学院の卒業式は、新型コロナウイルスの感染拡大で中止になり、教室で指導教授から学位記を手渡された。「長年の経験を形にでき、語り合うことの大切さに改めて気づいた」と振り返った。

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