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閉じこもりがちな子どもの心、絵本で元気に 児童書のプロにヒントを聞く

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増田梨花・立命館大大学院教授が勧める1冊は「100万回生きたねこ」=東京都内で、五味香織撮影
増田梨花・立命館大大学院教授が勧める1冊は「100万回生きたねこ」=東京都内で、五味香織撮影

 新型コロナウイルスの影響で外出自粛や休校する地域が広がっている。閉じこもりがちな日々は、子どもも大人も心身ともにストレスがたまる。絵本をはじめとする児童書の世界を通して、心が元気になる時間を作れないだろうか。児童書に詳しい人たちにヒントをもらった。

 絵本と音楽による心理ケアが専門の増田梨花・立命館大大学院教授(臨床心理学)は心の健康状態を判断する目安として、「寝る、食べる、遊ぶの三つのことができているかどうかが大事」と話す。こうした題材の絵本に触れることで気持ちが和らぎ、食や娯楽への関心が湧くきっかけにもなるという。

 増田さんは2011年の東日本大震災以降、被災地で絵本の朗読と楽器演奏を一体化したイベントを続けている。作品は、たくさんのパンが登場する「からすのパンやさん」(かこさとし、偕成社)や、子守歌が印象的な「ラヴ・ユー・フォーエバー」(ロバート・マンチ作、岩崎書店)などを選んできた。イベントの前後で来場者に塗り絵をしてもらうと、終了後の方が使う色が増えたり模様が描き加えられたりと、表現が豊かになるという…

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