♪チャラリー 鼻から牛乳
ご存じだろうか。男女の修羅場をかなりリアルに、コミカルに歌った1992年のヒット曲「鼻から牛乳」には、「冥土篇(へん)」がある。あの世に旅立った故人が、処分しそびれた「まずいメール」に焦ったり、遺産相続でもめる家族を眺めたりするシーンが描かれ、歌詞では故人がぽつり、「ちゃんと書き残しておいたらよかった」。ギリギリ、スレスレのネタを笑いに昇華する「職人芸」が持ち味。思い切り笑った後、うなずいてしまう説得力がある。
「歌があるべきだと思えるものには歌を。年を重ねるにつれ、そう確信しています」とは本人の弁。話を聞きながらCDの歌詞カードに目を移すと、作詞・作曲の欄に「達夫」と「タツオ」が混在していた。2017年、カタカナに改名したという。なぜ?
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