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外出自粛で問い合わせが殺到するコールセンター 見えない「3密」職場の恐怖

総合サポートユニオンのウェブサイト

 新型コロナウイルスでの「3密」を避けるために、実際の店舗には行かず、電話やメールで問い合わせる人が増えている。だが、回線の向こう側のコールセンターでは、逃げ場のない「3密」の中でスタッフたちが鳴り続ける電話を受け続けているという。電話をかける利用者からも、対応業務を発注する企業側からも見えない「3密」のコールセンターで働く人たちに話を聞いた。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 「ビル内の一室に70人ほど勤務していますが、隣の人とは1メートルも離れておらず、パーティションもなく、窓も開きません。電話機やパソコン、ヘッドセットは使い回し。アルコール除菌シートは置いてあるけれど、皆が使ってくれているわけではありません」。そう訴えるのは福岡県にある大手複合機メーカーのコールセンターに勤務する30代の女性だ。この女性は人材派遣会社からセンター業務の元請けに派遣されている。

 コールセンターは顧客の個人情報を扱うため、在宅勤務が難しいという業界特有の事情もある。この女性は元請け会社側に席の間隔を空けることや、時差通勤や車通勤による感染リスク低減などを提案したが、いずれも取り合ってもらえていない。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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