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「仙台牛」ピンチ 外食需要減少、売値下落で畜産農家打撃「安い時に買って」

子牛の品定めをする遠山さん。子牛の仕入れは2割程度減らすという=宮城県美里町のみやぎ総合家畜市場で2020年4月16日午前11時27分、深津誠撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大による外食需要の減少や小中学校の休校の影響で、宮城県内の畜産農家は和牛や牛乳の価格下落に直面している。特に、ブランド和牛「仙台牛」は、自粛要請で当面は厳しい環境が続きそうだ。関係者は消費喚起を目指し、「安い時に、自宅用に買って支えてほしい」と呼びかける。【深津誠】

 県内の和牛生産者の売値に大きな影響がある東京食肉市場のA5ランクの和牛の枝肉価格は、今年1月までは1キロ当たり2700~2800円程度で推移していたが、3月に2342円に下落。4月に入ると、1800~1900円台に落ち込んだ状態が続く。

 「我々の労働の価値が全て失われたようなもの」。大崎市の和牛専業農家、遠山明さん(56)は価格の急落に頭を抱えている。20カ月前に約80万円で買った子牛は、30万円以上の餌代をかけて育て、130万~160万円で出荷するのが通常だ。しかし、売値が子牛の仕入れ値と同程度の80万円に下落しているというのだ。「飼育には数年単位の計画が必要だが、値段の乱高下は農家には死活問題になる。ウイルスが終息するまでの…

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