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PCR検査、誰に優先? 療養者か新規疑いか 検査なしで「回復」認定の自治体も

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感染者を受け入れている品川プリンスホテルのイーストタワー=東京都港区で2020年4月16日午後6時7分、林田奈々撮影
感染者を受け入れている品川プリンスホテルのイーストタワー=東京都港区で2020年4月16日午後6時7分、林田奈々撮影

 ホテルや自宅で療養する新型コロナウイルスの感染者が「回復」したと認定される基準は何なのか。国の示す基準では「PCR検査(遺伝子検査)による2回連続の陰性確認」を必要とするが、最初の緊急事態宣言で対象となった7都府県に確認したところ、ホテル滞在者については神奈川県が「14日間の療養」だけを条件としていた。自宅療養でも大阪府など3府県は「14日間」で対応する。感染拡大防止には陰性確認が不可欠だ。しかし、PCR検査の実施数が増えないなか、新たに感染疑いとなった患者への検査拡充も自治体は求められており、判断が揺れている。

 厚生労働省は2回の陰性確認を求める一方、医療体制に支障が出る場合は「14日間」も可とし、選択は自治体に任せられている。

 神奈川県はホテル、自宅ともに14日間の療養で対応する。都内ではPCR検査を受けられないまま重症化して亡くなった例もあり、神奈川県の担当者は「新たな感染疑いの患者に検査をまわしたほうがいい」と強調する。「一般的にウイルスの潜伏期間は2週間程度。感染拡大の防止には新しい患者への検査が有効だ」

 ホテル滞在者は陰性確認を求めるが、自宅療養者については「14日間」と判断が分かれたのは大阪府と千葉県。大阪府の担当者は「今はホテル滞在者にも検査ができるが、感染者が急増すれば、対応を変えるかもしれない」と明かす。千葉県は「日数だけで判断するのではなく、医師などの意見も…

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