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コロナショックの現場から

教師の卵「不安」 オンラインではできず…教育実習のめど立たず

筑波大の宮崎明世准教授=本人提供

 教師の卵たちが頭を悩ませている。新型コロナウイルスの感染拡大で、全国各地の学校が休校。教員免許の取得に必須で、通常は春に行われる教育実習のめどが立っていないためだ。筑波大で教育実習を担当する宮崎明世准教授(53)は「通常の授業のようにオンラインではできない。将来が見通せず、学生は不安になっている」と話す。【松本晃/統合デジタル取材センター】

 ――大学の教育実習生の現状を教えてください。

 ◆大学全体で約300人の学生が教育実習を予定しています。そのうち私が担当している体育系の学生が約150人と半数を占めています。現在は教育実習の事前指導をオンライン授業で行い、指導計画作成の課題などを出して取り組ませています。

 ――新型コロナウイルスの感染拡大でどんな影響が出ていますか。

 ◆例年、教育実習は5月中旬から6月にかけて、筑波大の付属高校や茨城県内の協力校、学生の母校の中学や高校のいずれかを選んで実施していました。今のところ、東京都や埼玉県など首都圏にある付属高校での実習は秋に移行する予定です。茨城県内の協力校はゴールデンウイーク(4月29日~5月6日)まで休校で、その後どうするかは学校の再開状況次第です。学生の母校は緊急事態宣言が全都道府県に拡大するまでは通常通りに授業をしていた県もあり、来てもいいと言われている実習先もありました。ただ、緊急事態宣言が拡大した後は県をまたぐ移動の自粛も求められているので、状況が変わりました。学生からすべての報告を受けていませんが、現状では実施は見通せていない状況だと思います。

 ――今後どんなことが懸念されますか。

 ◆秋に実習ができればいいですが、事態…

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松本晃

毎日新聞東京本社運動部。1981年、神奈川県生まれ。住宅メーカーの営業を経て、2009年入社。宇都宮支局、政治部を経て16年10月から現職。柔道、空手などを担当。文学部心理学科だった大学の卒論は「電車の座席位置と降りる早さの相関関係」。通勤に一時間半の今に生きているような、いないような。

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