メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

息苦しさ軽く 快適な「ジョギングエチケット」で感染予防 9倍増の注文も

皇居周辺のランニングコースでも通気性の良い布で口や鼻を覆う人の姿があった=東京都千代田区で2020年4月23日、幾島健太郎撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大により外出自粛が長引く中、運動不足の解消やストレス発散のために、ジョギングを楽しむ人が増えている。しかし、運動中は息が荒くなり、飛沫(ひまつ)感染のリスクが高まるとの声も。ランナーの感染防止対策とは?【円谷美晶】

 4月23日午前10時過ぎ、東京・駒沢公園では、爽やかな青空の下でジョギングを楽しむ人の半数ほどが、マスクや布などで鼻や口元を覆っていた。50代の男性会社員は「マスクは持ってきたけど、走る時は息苦しくなるので着けていない」。そう本音を漏らしつつ、「先週まではマスクを着けて走る人が2割もいなかったが、最近は特に増えている」と変化を口にした。

 運動時のマスク着用が増えた背景には、著名人が推奨した効果もあるようだ。京都大iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授は16日、自身のホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」で、「走って大きな息をする時は、せきやくしゃみと同じように周囲への配慮が望まれます。マスク等でジョギングエチケットを心がけましょう」と呼びかけている。自身も市民ランナーの山中教授は「走る時にマスクをするのが苦手」として、「バフ」というチューブ状で通気性に優れ、鼻まで覆える布を紹介。元々は防寒や紫外線対策として使用されてきたが、通常のマスクに比べて「快適」だという。

 大手通販サイトなどでスポーツウエアを販売している「ウィズキッド」では、山中教授がマスク着用を呼びかけていると報道された直後から、スポーツ用マスクやヘッドバンドの注文が急増。在庫がない状態が続き、取り寄せで対応している。同社担当者によると、インターネット上で「ランニング マスク」と検索して購入している人が多…

この記事は有料記事です。

残り1061文字(全文1775文字)

円谷美晶

毎日新聞東京本社運動部。1985年、東京都生まれ。2009年入社。北海道報道部、千葉支局を経て、東京社会部では気象庁や東京都庁を取材。18年から東京運動部で五輪取材班となり、体操、トライアスロンなどを担当。高校までの部活動は陸上で中・長距離の選手。いつも皇居周りを走っていた。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 東京都、新たに感染者224人確認 過去最多 新型コロナ

  2. 特権を問う 「Yナンバーに気をつけろ」沖縄移住の女性が体験した「基地の島」の現実とは?

  3. 「女帝」石井妙子さんが見た小池都知事の“冷ややかな圧勝”

  4. 京都縦貫道沓掛IC付近で土砂崩れ 3台巻き込まれ、2人軽傷

  5. 「健康とはほど遠い」 陰性になっても続く倦怠感と嗅覚障害 新型コロナ「後遺症」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです