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新型コロナ マスク政策後退 目標「市中品薄解消→医療用死守」

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 新型コロナウイルスの感染拡大の中、政府がマスクの品薄解消に手を焼いている。店頭での品薄が始まって3カ月以上たつが、今も品薄は続き、世界的な「争奪戦」のあおりで価格高騰も始まった。官邸幹部は「マスクがどこに消えているのか分からない」と困惑する。【秋山信一】

 「政府としても産業界から全面的な協力を得て、医療防護具の国内増産にとり組んできましたが、まだ物資不足は大変厳しい状況にあります。ウイルスとの闘いの最前線である医療現場に、一つでも多くの医療防護具を届けるため、政府の総力を結集してください」

 安倍晋三首相は24日の政府対策本部の会合でこう語り、医療機関向けに今月中にさらに1500万枚のマスク、高性能な「N95」マスク150万枚、医療用ガウン130万枚、フェースシールド190万枚を配布すると表明した。政府のマスク対策が、当初の「市中の品薄解消」から、「医療崩壊を防ぐための医療機関向けのマスク確保」に後退していることが改めて鮮明になった。

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