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ストーリー

BCリーグ社長兼監督・岩村明憲さん(その2止) どん底からの再出発

シーズン最終戦後、球場を後にする観客を見送る福島レッドホープスの岩村明憲さん(右)=福島県郡山市のヨーク開成山スタジアムで2019年9月8日、和田大典撮影

 

 ◆経営難の福島レッドホープス

 球団の足元は大きく揺らいでいた。野球の独立リーグ、BCリーグの福島ホープス(当時)。福島県内の企業家有志らによって2014年に設立され、15年からBCリーグに参戦したが、16年に赤字に転落した。15年から監督兼選手として在籍していた岩村明憲さん(41)は17年、球団が巨額の債務超過に陥っているという情報に衝撃を受けた。球団は集客やスポンサー確保に苦戦。経営に携わっていなかった岩村さんが経費を肩代わりするほどの危機に陥った。18年9月のシーズン終了後、当時の経営陣は最終的に8000万円もの負債を抱えて球団運営を断念。しかも、当時の社長とは半年以上も電話連絡が取れないままだった。

 もともと球団経営は念頭になかった。17年限りでの現役引退を表明した同4月の記者会見でも「自分の経験したことを後輩たちに伝えていく」と指導者への熱意を語っていた。だが「そうも言ってられない状況だった」。球団の危機を前に、投げ出すことができない自分がいた。

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