メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

このごろ通信

一枚と一冊の間の重層 山崎浩太郎(音楽評論家)

 家から出るのは近所への散歩と、生活必需品を買うときだけになって、数週間がたつ。

 そのような生活でも、新たに購入したCDや本を届けてもらえるのは、本当にありがたい。販売と流通、そしてもちろん、医療と福祉の最前線で働かれている方々に感謝し、ご健康を祈りつつ、包みをひらく。

 その荷物のなかから出てきた、一枚のCDと一冊の本。

 CDは輸入盤で、マリア・バーダー=クビツェクというオーストリアのバイオリニストによるもの。モーツァルトのバイオリン・ソナタを、モーツァルトの父レオポルトが所有していた楽器で演奏している。楽器も奏法もモーツァルトの時代を再現しようとしていて、軽妙さと慎(つつ)ましさの共存が心地よい。

この記事は有料記事です。

残り536文字(全文839文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 東名あおり運転デマ投稿、強制起訴の被告が死亡

  2. 「自宅籠城を」 小倉城が緊急事態宣言仕様の「御城印」をネット限定販売

  3. 匿名の刃~SNS暴力考 あおり運転の「ガラケー女」に誤認、今も続く中傷 それでも「裁判通し誰かの役に立ちたい」

  4. バスマットから考えるアスベスト問題 輸入された石綿、いまだに販売 発症は数十年後 誰もが被害者になる恐れ

  5. 救急搬送の辞退も 介護施設内でコロナ患者9人が最期 埼玉・戸田

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです