新型コロナ 医療現場、瀬戸際の闘い 北海道医療センター・菊地院長に聞く /北海道

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北海道医療センターの菊地誠志院長
北海道医療センターの菊地誠志院長

感染拡大防止へ「想像力」を

 新型コロナ感染者の治療拠点の一つになっている国立病院機構・北海道医療センター(札幌市西区)の菊地誠志院長(64)に、現状と課題を聞いた。【聞き手・清水健二】

 患者が集中している札幌圏では、市保健所に札幌医科大の医師が入り、市内15カ所の受け入れ病院の空き病床をリアルタイムで把握している。重症者対応などの役割分担もできている。市は感染者用のベッドを現行の171床から500床に増やすとしているが、各病院への聞き取りを基に積み上げた数字で、確保はできる。医療提供体制を信頼し、安心してほしい。

 怖いのは院内感染だ。厳格な防止策を取っていた北海道がんセンターで広がったことにショックを受けている。うちでも起きれば、コロナ対応ができなくなる。感染疑いのある救急患者の受け入れなどヒヤヒヤする場面は3日に1回くらいあり、PPE(感染防護具)のフル装備で臨んだりと、できる限りの対策を取っている。

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