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堺市は、新型コロナウイルスの感染拡大で家族らと会えない状況にある福祉施設の入所者に、オンラインでの面会を支援しようと、希望する施設にタブレット端末を無償で貸し出すと発表した。
感染拡大を受けた施設の面会制限や中止で、外部の人と接する機会が減っている高齢者をはじめとした入所者のストレス軽減を目指す。市内にある介護施設、障害者支援施設、児童養護施設など91カ所を対象に、希望する施設ごとにタブレット端末2台を4カ月間貸し出し、テレビ電話などの機能で入所者と家族らに互いの顔を見ながら会話してもらう。
市は「家族らとの面会制限で、会話の機会が減ったり行動意欲が低下したりする懸念がある。デジタル面会でおしゃべりする機会を確保し、ストレスや不安の軽減に取り組む」としている。【高田房二郎】