11月の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いで、東部ニューヨーク州選挙管理委員会は27日、新型コロナウイルスに感染する危険性を考慮し、6月に予定された予備選の中止を決定した。穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)の指名が確実となった状況で、選挙を実施するのは感染リスクを無用に高めると判断した。だが、対立候補だった急進左派、バーニー・サンダース上院議員(78)陣営は「民主主義への攻撃だ」と反発している。
3月以降、ウイルスの影響で予備選の延期が相次いでいたが、中止は初めて。予備選を予定している他の州でも今後、追随する動きが出そうだ。ニューヨーク州予備選は当初4月28日に実施予定だったが、ウイルスの感染拡大を受けて6月23日に延期されていた。
州選管はサンダース氏が既に撤退を表明しているとして、候補リストから同氏を削除。バイデン氏が唯一の候補で不戦勝になるとして予備選の中止を決めた。
サンダース氏は…
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