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「自然は逃げません」「訪れないやさしさを」 離島「GWは来ないで」命がけの訴え

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、来県の自粛を訴える沖縄県の玉城デニー知事=那覇市の県庁で2020年4月28日午後2時29分、竹内望撮影

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、各地の離島が大型連休期間中の来島自粛を観光客らに求めている。人の移動で感染が広がれば、地域の医療体制が危機に陥る恐れがあるためだ。観光を地域経済の大きな柱にする島も多いが、水際対策に取り組む関係者は「今は来島を控えて」と呼びかける。

 例年は美しい海での休暇を楽しもうと、石垣島や宮古島などの離島にも大勢の観光客が押し寄せる沖縄県。県内の感染者は141人で、玉城(たまき)デニー知事はほぼ連日、記者会見で「離島県の沖縄県は医療体制が脆弱(ぜいじゃく)だ。今は来県を我慢していただきたい」と発信してきた。国土交通省によると、県外からの航空便には27日時点で約1万5000人分(29日~5月6日)の予約がある。全日空(ANA)の担当者は「減便と外出自粛要請で旅行控えになっている」というが、県は観光客の流入に危機感を募らせる。

 県内には感染症に対応できる医療機関がない小規模離島も多い。竹富島や西表島など九つの有人島を抱える竹富町からの要請を受け、町内の島と石垣島を結ぶ定期船の船会社は5月1~6日を全便運休とした。町の担当者は「現在も観光客が島に来ている。大型連休中はさらに増える恐れがあり、感染を防止するために異例の要請に踏み切った」と語る。

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