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新型コロナ 知事会見に手話通訳 県、災害時の導入も検討 /和歌山

仁坂吉伸知事(右)の横で発言内容を伝える手話通訳者の女性=県庁で、木原真希撮影

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 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、聴覚障害者が情報弱者にならぬよう、県は23日、仁坂吉伸知事の会見に手話通訳者を同席させた。今後は定例記者会見などでも導入予定で、県内の聴覚障害者からは歓迎の声が上がっている。【木原真希、木村綾】

 感染症が拡大する中、多くの自治体で手話通訳者を同席した会見が開かれており、県も「誰もが情報を得られる機会を確保しないといけない」(障害福祉課)として導入を決定したという。

 一般社団法人「県聴覚障害者協会」も手話による情報発信を県に要望していた。事務局長で、自らも聴覚に障害のある桜井貴浩さん(47)によると、自身がテレビで感染症関連の番組を見る場合、手話通訳がなければ字幕を見て情報を得るが、字幕がない番組では困るという。

 また、聴覚障害者の特に高齢者には文章を読むことが苦手な人もおり、字幕に「自粛」や「飛沫(ひまつ)」などの言葉が出てきても、理解できない人もいるという。桜井さんは「感染症が拡大している状況で正しい情報を得られないと正しい行動を取ることは難しい。大規模災害時などにも手話通訳を導入する体制づくりを期待したい」と話す。

 県は、手話通訳者が同席した会見について、ホームページに動画を公開している。また、大規模地震など災害時の知事会見にも手話通訳者の同席を検討しているという。

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