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相次ぐ死後の感染判明 専門家「分からないと治療できぬ。検査体制の強化必要」

車に乗ったままPCR検査を受ける「ドライブスルー方式」のデモンストレーション=奈良市七条西町で2020年4月20日午後2時51分、藤井達也撮影

 路上や自宅で突然倒れたため警察が対応した遺体のPCR検査(遺伝子検査)で、新型コロナウイルスに感染していたことが事後に判明するケースが相次いでいる。専門家は症状が急激に悪化するリスクを示す一端だとして、「感染が早期に分からないと治療で対応できず、検査体制の強化が必要だ」と指摘する。

 警察が変死事案などとして取り扱ったケースのうち死亡後に感染が確認されたのは、3月中旬から4月27日まで全国で16件に上る。内訳は、東京都10人▽埼玉県と兵庫県2人▽神奈川県と三重県1人――。いずれも中高年で事件性はなく、都道府県の発表数に含まれているという。死因が別の人もいるが、自宅で倒れ病院に搬送後に死亡が確認されるケースが多い。

 捜査関係者によると、今月17日昼ごろ、東京都葛飾区内の路上で座り込んでいた近所の80代の男性が搬送された。10日ほど前から微熱や下痢を訴え、かかりつけ医で診察を受けていた。保健所に電話しても、感染症の専門外来の受診は必要ないと判断されたという。

 男性は自宅療養でも回復せず、別の診療所に自転車で向かっている途中に…

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