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新型コロナ 「大切な人 自分で守る」 マヒトゥ・ザ・ピーポーさん(ミュージシャン)

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マヒトゥ・ザ・ピーポーさん=東京都港区で、滝川大貴撮影
マヒトゥ・ザ・ピーポーさん=東京都港区で、滝川大貴撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大により、ライブハウスや、そこで活動を続けてきたミュージシャンらは、大きな打撃を受けている。この危機とどう向き合い、乗り切ろうとしているのか、「DIY(自分でやる)」の精神で音楽シーンを引っ張ってきたミュージシャン、マヒトゥ・ザ・ピーポー(以下、マヒト)さんに胸の内を聞いた。【聞き手・平林由梨】

――新型コロナウイルスの感染を拡大させているとしてライブハウスやクラブが名指しされ、施設の経営者や、ミュージシャンに危機感が広がっています。

 私たちも2月末から主催者の要請でライブが次々と中止になりました。この先、収入のめどはありません。メンバーの一人は、バンドマンとの理由で10年勤めた介護施設から自宅待機を命じられています。2日に1度、5時間ずつ続けてきたスタジオ練習も自粛中です。こんな事態は初めてです。

――ライブハウスやクラブはマヒトさんにとってどんな場所ですか。

 「ライブ」は英語で「生きる」という意味もありますよね。自分もお客さんも、同じ空気を吸い、音の振動を感じ、あの場で生きていることを確かめ合っていたと思います。インターネットを通して配信することもできるけれど、ライブハウスでの体験を置き換えることはまだ、できません。そもそも「集合する」という、私たちにとって全ての根源にあった武器が奪われた状態です。

――今後の展開をどう予測しますか。

 長期戦を覚悟しています。たとえ、この夏を乗り切っても…

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