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未来の宿泊券やクラウドファンディング 京都の宿泊業界、打開策見つかるか 

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「未来に泊まれる宿泊券」を販売する「CHILLNN」のホームページ
「未来に泊まれる宿泊券」を販売する「CHILLNN」のホームページ

 新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に渡航や往来が制限・自粛される中、国内外から年間5000万人以上の観光客が訪れていた京都市の宿泊施設も苦境に立たされている。先行きに不透明感が増す中、終息後の宿泊を予約する「未来の宿泊券」や、インターネットで運転資金を募るクラウドファンディング(CF)で活路を見いだそうとする事業者も現れている。揺れる古都で広がる、新たな試みの現場を追った。

 京都や大阪など5カ所でホテルを経営する龍崎翔子さん(24)は、インターネット上で自社のホテルを予約できるシステム「CHILLNN(チルン)」が4月から稼働したのに合わせ、将来の宿泊時に使えるクーポン「未来に泊まれる宿泊券」の販売を始めた。ホームページ上から各宿泊施設を選び、宿泊代などに使えるクーポンを選んで購入する仕組みだ。クーポンは何枚でも買えるほか、他の人にギフトとして贈ることもできる。

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