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天皇陛下即位1年 被災地など地方訪問で国民に寄り添う 新型コロナ拡大を深く憂慮

即位1年を迎えられた天皇陛下と、皇后雅子さま=東京都港区の赤坂御所で2020年2月12日(宮内庁提供)

 天皇陛下は1日、即位して1年を迎えられた。即位に関わる一連の儀式を終えるとともに、国民に寄り添い続けた上皇さまの思いを継承し、戦没者追悼や被災地など地方訪問に皇后雅子さまとともに臨んできた。現在は新型コロナウイルスの感染拡大で活動が制約される中、国民を取り巻く状況を深く憂慮している。

 陛下は昨年5月1日、皇居・宮殿であった「即位後朝見(ちょうけん)の儀」で「象徴としての責務を果たす」と誓った。皇后さまとオープンカーに乗った東京都心のパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」(11月)には約12万人が詰めかけた。

 上皇さまから引き継いだ「全国植樹祭」など恒例行事で地方を訪問し、8月15日には全国戦没者追悼式に出席した。年末には宮城、福島両県で台風19号などの被災者を見舞った。今年2月の60歳の誕生日を前にした記者会見では「公務に真摯(しんし)に向き合い、心を込めて大切に務めを果たすべく努めてまいりました」と即位後の歩みを振り返った。

 新型コロナの感染拡大で、即位後初の外国訪問となる予定だった英国訪問や皇室行事が延期・中止されるなか、天皇陛下は長女愛子さまの高校卒業に合わせて公表した3月の文書で「さまざまな困難や苦労に深く思いを致している」と国内外の人々に思いを寄せた。感染症の専門家などから状況の説明も受けている。

 退位した上皇さまと上皇后美智子さまは、側近によると3月末に引っ越した仙洞(せんとう)仮御所(東京都港区)で穏やかな生活を送っている。【和田武士、稲垣衆史】

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