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品薄マスク 街角で売られ始めた背景は? 中国の余剰分、品質不安定で量販店扱わず

商店街にあるアジア料理店の店先で売られているマスク。値段は1枚当たり100円だ=東京都杉並区で2020年4月21日午前11時57分、五十嵐朋子撮影

 新型コロナウイルスの影響でマスクの需要が高まる中、雑貨屋の店先や路上でマスクを売っている光景を目にするようになった。ドラッグストアなどの量販店では品薄が続いているのに、なぜ街角にはマスクがあふれているのか。【五十嵐朋子、井川諒太郎】

 「マスクありますよー」。4月中旬、東京都中野区の中野サンモール商店街。靴屋の店先で店員が呼び込みを始めた。不織布の使い捨てマスクが5枚入りで490円だが、飛ぶように売れていく。約1年前は小売店での平均単価は1枚18円だったので5倍以上する。池袋のタピオカ屋の店先では、無造作に置かれた段ボール箱で50枚入り3500円のマスクが売られていた。

 最近になってマスクを取り扱うようになったという東京都杉並区の洋服雑貨店の店主、夏目秀人さん(45)は仕入れルートについてこう説明した。「もともと取引のあった問屋から『マスクも卸せる』と打診があった。本業の売り上げは落ちているので、少しでも足しになればと思った」

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