レオパレス、改修完了時期の延期発表 監督官庁の責任問う声も

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「レオパレス21」の本社=東京都中野区で2019年2月
「レオパレス21」の本社=東京都中野区で2019年2月

 賃貸住宅大手レオパレス21は30日、「2020年12月末めど」としていた施工不良物件1万3252棟の改修完了時期を延期すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の収束状況などを見極め、新たなスケジュールを決める。

 改修完了時期をめぐっては、レオパレスが19年10月に発表した際、実際は2年半以上かかると認識しながら、意図的に短い工期を発表したことが毎日新聞の入手した内部資料などで明らかになっている。同社は今回の延期の理由を「新型コロナの感染拡大で、平常通りに改修工事を実施することが不確実な状況にある」と説明したが、3月末時点で改修が完了したのは対象の1割以下に過ぎず、実態は無理な計画からの遅れが隠せなくなり、撤回に追い込まれた格好だ。

 また、レオパレスは30日、改修計画が虚偽発表だった可能性があるとの毎日新聞の報道に対し、「当社としては、その都度できる限りの検討を行い、最大限の努力を払う前提で対応を公表してきた」「実現不可能と認識しながら公表したものではない」とのコメントを出した。

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