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強豪校などで指導 ラグビープロコーチが無料ウェブセミナー開講 初回は保護者向け

 今年1月に全国高校ラグビー大会で準優勝した御所実(奈良)などを指導するプロコーチの二ノ丸友幸さん(40)が、インターネットを活用した無料のオンラインセミナーを始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅時間が増えている保護者や選手を対象に、全国の高校や大学など10チームで指導している経験を広く伝える狙いがある。

 「多感な中高生への教育アプローチ」と題し、4月29日夜にインターネット会議システム「Zoom(ズーム)」を使って開かれた第1回セミナーには、全国の中高生の保護者約120人が参加した。初回を保護者向けとしたのは、親子で過ごす時間が増えている今こそ、家族の日ごろの悩みや疑問を解消してほしいと考えたからだ。

 約40分間のセミナーでは子どもとの接し方について▽言葉に耳を傾け、会話のキャッチボールをする▽すぐに答えを与えず、考えて意見を述べさせる機会を設ける▽競技経験がなければ、安易にスポーツに関するアドバイスはしない▽他人と比べない――などと助言。「発達途上の子どもに対し、大人の目線で物事を要求するから(できない子どもに)イライラする。期待値を下げ、中高生の常識で受け入れて」と呼びかけた。

 東大阪市出身の二ノ丸さんは全国高校大会で7度の優勝を誇る大阪・啓光学園(現常翔啓光学園)、同志社大を経て、トップリーグのクボタなどでスクラムハーフ(SH)として活躍。2006年に現役を引退した。

第99回全国高校ラグビー大会の試合前に御所実(奈良)の選手たちとミーティングする二ノ丸友幸さん(中央)=東大阪市花園ラグビー場で2020年1月1日午後2時36分、谷口拓未撮影

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 12年から日本ラグビー協会でユース世代の強化を担当し、高校生の指導に携わるようになった。16年にクボタを退社し、現在はコーチ業や企業研修などを通じた人材育成を手がける。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月以降は現場での活動ができなくなったが、インターネットを介して業務を継続している。それでも普段より自由な時間が増えたこともあり、「全国の方々が気付きや学びを得て、今後につなげてもらえる場になれば」とオンラインセミナー開催を思い立った。

 今後は対象をアスリートなどへと広げながら継続していく考えで、二ノ丸さんは「今だからこそできることがある」と強調する。問い合わせは所属マネジメント会社「Seven―s」のメールアドレス(info@7seven-s.com)へ。【谷口拓未】

オンラインセミナーで受講者に語りかける二ノ丸友幸さん=所属マネジメント会社「Seven-s」提供
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