鹿島灘特産ハマグリ 規則違反の採取相次ぐ 茨城海保、パトロール強化 /茨城

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
茨城海上保安部の職員による3月のパトロールの様子。規則違反とみられる道具を使った男性に声をかけている=大洗サンビーチで
茨城海上保安部の職員による3月のパトロールの様子。規則違反とみられる道具を使った男性に声をかけている=大洗サンビーチで

 鹿島灘特産のハマグリを規則に反した道具で採取する事例が後を絶たない。新型コロナウイルス対策で自治体が潮干狩りの自粛を求めた4月中旬以降も相次ぎ、うち数件を茨城海上保安部は検挙。規則違反の採取は個体の減少につながりかねず、海保はパトロールを強化している。【小林杏花】

 「なぜ声をかけられたのか分かりますか」。4月下旬、大洗サンビーチ(大洗町)でハマグリを採取していた男性に海保の職員が言った。職員は、道具の柄が規定より長いことを確認。県海面漁業調整規則違反の疑いで男性を書類送検する方針だ。

 鹿嶋市の下津海水浴場では29日、潮干狩りが認められていない区域で規則違反の道具を使ったとして、漁業法違反などの疑いで40代男性が検挙された。こうした違反が疑われる事例が、鹿島灘沿岸では4月中旬以降にも相次いでいる。大きな道具を使うのは、多くの貝を楽に採取するためで、過去には転売目的のケースもあったという。

この記事は有料記事です。

残り594文字(全文993文字)

あわせて読みたい

注目の特集