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「南米の羽子板」フレスコボール人気上昇中 老若男女3密伴わず手軽に運動

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マスク姿でフレスコボールを楽しむ山下祥さん(奥)=大阪市淀川区で2020年4月25日午後2時半、石川裕士撮影
マスク姿でフレスコボールを楽しむ山下祥さん(奥)=大阪市淀川区で2020年4月25日午後2時半、石川裕士撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、人気を呼んでいるマイナースポーツがある。ブラジル発祥の球技で「南米の羽子板」とも称されるフレスコボール。「密」を伴わないルールを強みに、老若男女から手軽な運動不足解消法として注目されている。

 リオデジャネイロの観光名所・コパカバーナ海岸で1945年に誕生したとされるビーチスポーツで、南米諸国のほか欧州、オセアニアでも親しまれている。2人1組で羽子板に似た専用ラケットでゴムボールを打ち合う。同じラケット競技でもテニスや卓球と違って、向き合う2人は「敵」ではなく、ボールをつなぐ「味方」。競技会では、最低7メートル離れたペアで5分間のラリー回数を競う。股の間を通して打ち返す「股抜きショット」など技術でも加点される採点競技だ。

 国内では2013年に日本フレスコボール協会(東京都世田谷区)が立ち上がったばかりで、愛好者は約3000人、トップ選手は約20人とされる。ただ15年に初の世界選手権が開かれ、16年リオデジャネイロ・オリンピックを機にブラジル文化として脚光を浴び、少しずつメディアで紹介される機会も増えていた。

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