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福岡・嘉穂劇場が低価格「夢舞台」プラン 国登録文化財を無観客動画の聖地に

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無観客の中、動画撮影用に熱唱する西島幸宏さん=福岡県飯塚市で2020年4月27日、荒木俊雄撮影
無観客の中、動画撮影用に熱唱する西島幸宏さん=福岡県飯塚市で2020年4月27日、荒木俊雄撮影

 最高の舞台、音響設備でパフォーマンスしませんか――。福岡県飯塚市の嘉穂劇場(国登録有形文化財)が8日から6月末まで、プロ、アマ問わず舞台を低料金で貸し出す。市内の音響会社と企画し、名付けて「夢舞台プロジェクト」。新型コロナウイルスの感染拡大で芸能関係者の収入が大幅に減る中、「無観客でもアーティストらにユーチューブなどで発信してもらい、希望につなげてもらえれば」と夢を託す。

 嘉穂劇場の前身は1922年に開場し、その後、火災や台風に遭い、31年に現在の木造2階建てで落成。直径16メートルの回り舞台や役者を昇降させる「迫(せ)り」など江戸時代の歌舞伎様式を備え、美空ひばりや山口百恵ら有名歌手のショーや毎年9月の全国座長大会で多くのファンを喜ばせてきた。

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