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ウマ女十番勝負

(6)天皇賞・春 “推し馬”への愛は揺らがない キセキ

2019年の天皇賞・春を制したフィエールマン=JRA提供

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 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が、上半期のGⅠ計12戦を予想します。第6戦は、春の長距離王者を決める天皇賞・春(京都3200メートル、3日午後3時40分発走)。元々は「荒れるレース」でしたが、ここ3年は1番人気が期待に応えています。今年も堅い決着となるのでしょうか、それとも……。競馬担当30年の松沢一憲記者は、「そろそろ荒れるころじゃないか」と目を光らせます。

 今年の出走馬は、GⅠ馬が2頭だけ。しかし、真希バオ-にとっては超豪華メンバーだ。「京都巧者で実績十分、たまに暴れちゃうところもかわいいダンビュライトや、340キロの小さな体にスタミナを秘めたメロディーレーン。トーセンホマレボシ産駒の星で、三白眼がチャームポイントのミッキースワロー。前走ダイヤモンドステークス(S)=東京3400メートル=を単勝万馬券で勝ったミライヘノツバサ……。大好きな馬ばかりで選ぶのが大変。今年は波乱が起きる予感がします」と真希バオ-は興奮ぎみだ。

 「このレース、2010年から16年は3連単の配当が10万円を切ったことがなく、12年は100万馬券も飛び出している。ところがここ3年は、1番人気が期待に応えて連対しており、堅い傾向が続いているんだ」と師匠の松沢記者。と、いうことは今年も堅い……? すると、師匠は「いいや」と首を横に振った。

 「このレースはリピーターが多く、過去10年、2回以上馬券に絡んだのが6頭もいる。となれば、昨年の覇者フィエールマンの出番だが、大外枠を引いてしまった。1~4枠が7頭勝っているのに対し、5~8枠は3頭しか勝っていない。特に大外は厳しいぞ」と指摘する。そんな師匠が◎を託すのは?

松沢記者の本命は……

 ◎キセキ、○モズベッロ、▲ユーキャンスマイル、△フィエールマン、△ミッキースワロー、△エタリオウ

 「日本の期待を背負って凱旋門賞(ロンシャン2400メートル)に挑んだキセキの復権が見たいな」と師匠。昨年、師匠と真希バオ-はフランスで現地観戦。「暗い世の中だけど、キセキが武豊騎手とのコンビで勝ってくれたらうれしいよな」と期待する。「前走はこのレースと相性のいい阪神大賞典(阪神3000メートル)で7着だったが、大きく出遅れた後、“暴走”して2番手まで上がった。それでも最後の200メートルまで首位争いをしていたのだから、底力がある。春の天皇賞を8勝している『盾男』の武豊騎手が乗れば、出遅れもカバーできるはずだ」

 穴馬として挙げたのは、エタリオウ。「ダービー(東京2400メートル)4着、菊花賞(京都3000メートル)2着と、3歳時は世代トップ級だった。昨年の天皇賞・春では4着。前走の日経賞(中山2500メートル)も休み明けで6着なら悪くないぞ」

真希バオーの大胆予想

 「がんばれ!」応援馬券(単勝500円+複勝500円=1000円)

真希バオーの応援馬券

 ◎キセキ

 17年に菊花賞を勝ってから不振が続いていたが、逃げ馬に転身すると、18年天皇賞・秋(東京2000メートル)3着、ジャパンカップ(東京2400メートル)2着、19年大阪杯(阪神2000メートル)2着、宝塚記念(阪神2200メートル)2着とGⅠの舞台で大活躍。真希バオーは「キセキが勝利を手にする日が必ず来る」と信じて、凱旋門賞応援のためフランスまで追いかけた。

 しかし、帰国後は出遅れが続いて有馬記念(中山2500メートル)5着、阪神大賞典7着。父ルーラーシップも出遅れがひどく、ゲート内で立ち上がる姿がフェラーリのエンブレムのようだなんて言われていたっけ。阪神大賞典でキセキを軸にしてお財布には大打撃だったけど、そんなことでこの愛は揺らがない。「ホレた馬を追いかけ続けろ!」という師匠の教え通り、今回もキセキを信じる。

 新たなパートナーに武豊騎手が迎えられることもうれしいニュース。出遅れを直すべく、ゲート試験からまたがる力の入れようだ。武豊騎手といえば、17年天皇賞・秋で、出遅れたキタサンブラックをいつの間にか「ワープ」させて勝利したのは記憶に新しい。

 “春天”は初挑戦だが、京都の長距離は、菊花賞を勝った舞台。武豊騎手が、キセキを久々の勝利に導いてくれるはずだ。

クラシック1冠目はコントレイル 師匠と弟子の本命は

 4月19日に中山競馬場で行われた皐月賞は、1番人気のコントレイルが勝利。2着に3番人気のサリオス、3着に8番人気のガロアクリークが入った。師匠と真希バオ-が本命に推した2番人気のサトノフラッグは5着だった。

 前日の雨が響き、やや重の馬場。重馬場の弥生賞ディープインパクト記念を勝ったサトノフラッグならこなせるはずだ。中団から追走し、直線に入ると4番手まで上がった。「来た!」と思った瞬間、外からコントレイルがものすごい脚で伸びてきた。サリオスもそこに続き、2頭が並んでたたき合い、ほかの馬を引き離していく。「ああ……」。テレビの前で力が抜けて、変な声が出た。

 ルメール騎手は「すごくいい感じだったのに伸びなかった」とコメント。上位2頭が強すぎたのか……。しかし、これで終わる馬ではない。6着だった新馬戦から一気に重賞勝ちに上り詰めた成長力の持ち主。「まるで別の馬みたいだ」と感動したあの瞬間が、また訪れるはずだ。

フェブラリーS -1000円

高松宮記念 -1000円

大阪杯 単勝410円×5=2050円 複勝140円×5=700円 計2750円払い戻し

桜花賞 単勝外れ 複勝170円×5=850円 計850円払い戻し

皐月賞 -1000円

収支 -1400円

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