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(木立の文庫・2420円)
作家や作曲家の創造的な営為と、それを世に出る形にする出版者とは、作品に相対する志向性が微妙に異なり、その違いがさらに作品を良くすることもあれば、時に違和感のまま残ることもあるととらえていた。
本書の著者は、日本の出版界で困難と言われていた音楽書を次々に成功させている。自身の初の著書は、その成功譚(たん)かと思いきや、これは詩と散文、哲学のあわいに…
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