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『あやうく一生懸命生きるところだった』=永江朗

『あやうく一生懸命生きるところだった』

 私の座右の銘は「努力・勤勉・根性」。62年間、ひたすら真面目に、寝食忘れて働いてきた。心の中では今も時任三郎が「24時間戦えますか」と歌い続けている。

 先日、書店でとんでもない本を見つけた。ハ・ワン著『あやうく一生懸命生きるところだった』(岡崎暢子訳・ダイヤモンド社・1595円)である。表紙のイラストはだらしないし、だいいち、タイトルがけしからん。一生懸命生きてきた私を嘲笑するのか。

 内容はもっとけしからん。著者はイラストレーター。会社員との兼業だったが、40歳になるのをきっかけに、会社を辞めたのだという。それだけでなく、頑張ることも、我慢することも、ベストを尽くすこともやめた。なぜ一生懸命生きてはいけないかを蕩々(とうとう)と説いている。

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