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9月入学、論点整理へ 早期導入、根強い慎重論 政府

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校舎に子どもたちの元気な声が響く日はいつ戻ってくるのか(本文と写真は関係ありません)=千葉市で2020年4月23日、吉田航太撮影
校舎に子どもたちの元気な声が響く日はいつ戻ってくるのか(本文と写真は関係ありません)=千葉市で2020年4月23日、吉田航太撮影

 政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学校の入学時期を9月に変更する案について、6月上旬までに論点や課題を整理する。大型連休明けにも関係省庁で具体的な検討を始める。地方や経済界に待望論があるのを踏まえ、来年9月から導入する場合の課題を整理する。ただ、早期導入には慎重論も根強い。

 9月入学は安倍晋三首相が4月29日の衆院予算委員会で「前広にさまざまな選択肢を検討したい」と表明。杉田和博官房副長官が翌30日、首相官邸で文部科学省の藤原誠事務次官らと面会し、論点整理などを指示した。

 新型コロナの感染拡大に伴う休校の長期化を受け、29日の全国知事会のテレビ会議では、東京都の小池百合子知事が「教育をはじめ社会全体のシステムを変えるきっかけにすべきだ」と9月入学の導入を主張した。政府内の検討はこうした意見を踏まえたものだが、政府高官は「新型コロナ対策ではない」と説明する。感染拡大に伴い、論点整理に着手するものの、慎重に検討する構えだ。

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