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新型コロナウイルスの感染拡大で休校となっている学校の登校日について、文部科学省が1日、自治体に分散で設定することなどを求める通知を出したのを受け、各地の教育委員会は対応に追われた。大阪府教育委員会は分散登校に前向きな考えを示す一方、困惑する教委も。休校が長引く中、授業の遅れを取り戻そうとインターネットで授業動画を配信する自治体も増えている。
大阪府の酒井隆行教育長はこの日の定例記者会見で「全学年で分散登校させたい」と明言。ただし、小学1、6年と中学3年を優先させることはしない意向だ。休校が長引く場合は定期的に臨時登校日を設ける方針。酒井教育長は「登校日の趣旨は子どもたちの心身の健康状態をしっかりみること。(登校の優先を)学年で分ける必要はあまり感じない」と述べた。
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