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新型コロナウイルスの感染が拡大する中、命を守る現場でいま何が起きているのか。福岡県内の病院から報告する。

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新型コロナ 軽症患者の急変 「免疫の暴走」阻止できず

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 福岡市で1日、新型コロナウイルスに感染した90代男性の死亡が確認された。新型コロナによる全国の死者は500人に迫り、福岡県内でも21人に上る。

 「大手の葬儀社に電話しても『コロナ』という単語を出した途端に断られた。引き取りが翌日になったこともあります」。新型コロナの患者を受け入れ、複数の人が亡くなっている福岡県内の総合病院で、遺族の手が回らない場合などに葬儀業者の手配に当たっている事務長が明かす。

 厚生労働省の担当者は「不安に思う人が多いようだが、遺体からの感染のリスクはかなり低い」と話す。それでも普通ならば葬儀業者が担う、ひつぎを粘着テープで目張りし、霊きゅう車に納めるまでの作業を病院側に任せるケースもあるという。「気持ちは分かるが、それでは日常的に患者さんに接している我々はどうなるのか」。事務長は静かに訴える。

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