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お笑い、大衆芸能、放送などエンタメ全般を取材してきた、油井雅和記者が「舞台裏」をつづります。

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身動きできぬ落語界、「コロナ後」見越し「今」を生き抜く

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生配信される「ABEMA寄席」。中央は柳家さん喬さん
生配信される「ABEMA寄席」。中央は柳家さん喬さん

 「食えないよ」

 落語家になるには、師匠に入門を許されないといけない。たいていの師匠は何度か断る。そして、押しかけてきた若者に、この言葉を必ず告げる。

 それは、若者のやる気を判断している部分もあるけれど、自分もそうだったように、一人前の「食える」落語家になるまで、長い時間と苦労が必要だから。それでも食い下がり入門した落語家が、今は東西で800人以上いる。史上最大の数だ。

 落語と相撲の世界は似ている部分もあるけれど、違うところもある。今の相撲部屋は日本相撲協会から力士養成費などが支給され運営されている。一方、落語の場合は師匠が弟子を取っても、お金は入ってこない。

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