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新型コロナ 県内大学が学生支援 給付型奨学金新設など /兵庫

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 新型コロナウイルスの影響で学校の休校が続く中、県内の大学などでは、困窮した学生への給付型奨学金の新設や、オンライン授業に必要なパソコンなどの購入費や通信費を補助するための支援金緊急給付など、学生を経済的に支える動きが広がっている。

 関西学院大(西宮市)は1日、新型コロナの影響で困窮している学生に40万円を上限に給付型奨学金を支給すると発表した。年間授業料相当額(70万~120万円)までを特別な条件で貸与する奨学金制度なども新設。支援規模は計約10億円。5月下旬以降に実施できるよう調整している。

 新型コロナの影響でアルバイトがなくなったり、家庭の経済環境が悪化したりして、学費や生活費が足りなくなった学生が対象。給付型の40万円は文系学部の半年分の学費にあたり、1000人程度の枠を設ける。貸与型は、就職後に年収が400万円以上になったら返済してもらう仕組み。

 さらに、7日からオンライン授業を本格実施するのに伴い、準備が間に合わない学生に、インターネットの接続に必要な中継器(ルーター)やパソコンを無償で貸し出す。村田治学長は「新型コロナの影響による退学者は一人も出したくない」と強調した。

 西宮市などに大学キャンパスがある大手前学園(大阪市)では、通信教育課程を除く全学生に一律5万円を給付する。また、アルバイトなどの収入が減った学生には、審査の上10万円の奨学金を無利子で貸与。パソコンのレンタルについても大学が一括して業者との手続きを代行する。

 甲南大(神戸市)は、大学・大学院生に一律5万円を給付するほか、家計急変等に対する支援として、臨時の給付制奨学金制度を設ける。希望者には前期分の学費納入期限を8月20日まで延長することを決めた。神戸学院大(同市)でも、学部・大学院生全員に一律5万円を給付する。

 甲南女子学園(同市)では、大学の学部生に一律5万円、中・高生に同2万5000円を支援金として給付。返済不要の「緊急特別奨学金」の利用人数枠も拡充する。

 武庫川女子大(西宮市)も学部生・短大生・大学院生約1万人に一律5万円を給付。独自の奨学金制度も拡充する方針。神戸女学院大(同市)も全学生約2600人に5万円を給付する。【井上元宏、木田智佳子、中村清雅】

〔神戸版〕

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