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滝野隆浩の掃苔記

葬送の「原点」忘れずに

 <滝野隆浩の掃苔記(そうたいき)>

 火葬の現場が新型コロナウイルスの感染を恐れ混乱していることは前回触れた。その中で遺族を気遣い奮闘しているスタッフのことも。遺体からの感染は本当に防ぎようがないのだろうか。

 厚生労働省の関連業者向けの通知には、遺体を非透過性納体袋に入れて袋の表面を消毒したあとは<特別の感染防止策は不要であり、遺体の搬送を遺族等が行うことも差し支えありません>と明記されている。一方、医療機関・検査機関に向けては<感染拡大防止の観点から、遺体の搬送作業及び火葬作業に従事する者にその旨の伝達を徹底して下さい>とある。そのまま読めば、病院側が遺体を適切に消毒して送り出せば何ら問題ないようにみえる。

 葬送ジャーナリストの碑文谷創さん(74)に聞いてみた。業界人が教科書として読んでいる著書「葬儀概論」には、感染症遺体の取り扱いについて詳しく書いてある。なぜここまで混乱しているのでしょう? 「医療側、葬送業者側が、互いに不信感を持っているからです」

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