日本国憲法73年 百地章・国士舘大特任教授、高見勝利・北海道大名誉教授の話

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
百地章氏
百地章氏

危機対処に必要 百地章(ももち・あきら)国士舘大特任教授

 政府が改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言を発令したことは国民も評価している。しかし、事態の収束は見通せない。私権の制限に当たる緊急措置の大部分が要請や指示にとどまり、強制力を欠くためだ。仮に感染者が制止を振り切って外出しても阻止できず、効果的な対処ができているとは言えない。

 憲法で国家緊急権を定める欧米各国は、厳しい措置を打ち出している。国民の命を守るために一時的に権利や自由を制限し、従わない場合の例外的命令や罰則を設けることは必要ではないか。

この記事は有料記事です。

残り931文字(全文1212文字)

あわせて読みたい

注目の特集