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ヒバクシャ

2020 高東征二さん(79) 「黒い雨」2800の証し

黒い雨の援護拡大を求める運動について振り返る高東征二さん=広島市佐伯区で3月

 <75年 核なき世界はまだか documentary report 258>

 1945年8月6日に米軍が広島に原爆を投下してから75年。あの日、放射性物質を含む「黒い雨」に遭ったものの、今も国の援護を受けられない人がいる。記録報道「2020ヒバクシャ」の3回目は、病に侵されながら、国に被爆者と認めさせるため闘い続ける元高校教諭の姿を通して、黒い雨を巡る運動の歴史をたどりたい。(15面に特集) 4月9日。4歳で黒い雨を体験した広島市佐伯区の高東(たかとう)征二さん(79)は市立大大学院で黒い雨の運動史を研究する向井均さん(77)を市内の自宅に訪ねた。

 書斎に積まれた五つの段ボール箱に、染みが目立つ163の茶封筒が収められていた。「証言」と赤字で記された封筒を開ける。「すごい。本当にじっくり体験を聞いていなくちゃ、ここまで詳しくは書けんよ」。ホチキスでとじられた書類の束に、高東さんは目を見張った。

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