特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

新型コロナとの闘い

特派員の提言 ロックダウン2日後、ニューデリーに帰郷者の列 「劇薬」の副作用

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
職を失い、故郷の農村まで歩いて帰ろうとする労働者とその家族=ニューデリーで2020年3月27日、松井聡撮影
職を失い、故郷の農村まで歩いて帰ろうとする労働者とその家族=ニューデリーで2020年3月27日、松井聡撮影

ニューデリー支局 松井聡

 都市封鎖(ロックダウン)は「劇薬」だと言われる。市中感染のリスクを下げるのには有効だが、人や物の流れが止まるので社会や経済に深刻な打撃を与える。3月25日から13億人の全土封鎖を続けるインドは、その副作用に襲われている。

 封鎖が始まった2日後、首都ニューデリーで目にした光景に息をのんだ。外出禁止にもかかわらず、車の消えた大通りを、職を失った出稼ぎ労働者が故郷に向かって列をなして歩いていた。数百キロを行くという建設労働者のクリシュナさん(32)が言った。

 「新型コロナウイルスでは死なないかもしれないが、このままでは餓死する。その前に自殺してしまうかもしれない」

この記事は有料記事です。

残り698文字(全文993文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集