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人出が減った繁華街で光る警察官の目 狙われる休業店舗 新型コロナ

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出自粛が続く中で街をパトロールする警察官=東京都渋谷区で2020年4月28日午後7時23分、竹内紀臣撮影
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出自粛が続く中で街をパトロールする警察官=東京都渋谷区で2020年4月28日午後7時23分、竹内紀臣撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で人通りが減った繁華街で、警察が休業中の店舗を狙った窃盗などの警戒を強めている。政府が外出自粛を呼びかけ始めたころのパトロールでは、歩行者らに要請を周知するよう声を掛けることが多かったが、時間が経過するとともに警戒するポイントも変わりつつある。東京都内の見回りを強化する警視庁の警察官の活動を追った。

 「外出自粛への協力で人出が減ると、逆に不審者は目立つんです」。4月28日夜、JR渋谷駅前のスクランブル交差点で、渋谷署地域課の男性警部補(39)ら3人が制服にマスク姿で周囲に目を配っていた。普段は大勢の若者や観光客でにぎわうが人はまばら。午後7時ごろ、ハチ公前広場で缶チューハイ片手に談笑する男性2人に「すみません」と声を掛けた。「外出自粛要請が出ているのですが」と続けると2人は腰を上げ、駅方面へ歩き始めた。

 こうした声掛けは、犯罪などの疑いがある場合に行う職務質問とは異なり、パトロール中の会話の一つと位置づけている。多くは協力を得られるが、居直る人もいる。署員の一人は「地道に続けるしかない」と話した。

 交差点を渡った場所にある休業中の飲食店の前には、紙コップを手にして1人でいた20代くらいの男性が座っていた。声を掛けられると…

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