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「容疑者は38度以上の熱、来ないほうが…」 感染リスク抱える弁護士の葛藤

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マスクを着用し仕事をこなす服部倫子弁護士=北九州市内で2020年4月28日午後0時11分、宮城裕也撮影
マスクを着用し仕事をこなす服部倫子弁護士=北九州市内で2020年4月28日午後0時11分、宮城裕也撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大は、弁護士の活動にも影響を与えている。発熱が続く容疑者でも弁護活動のため面会は避けられず、感染リスクとの葛藤も抱える。一方、緊急事態宣言を受けて全国の裁判所で裁判期日の延期が相次ぎ、刑事裁判の被告の身柄拘束が長期化することも懸念されている。日本弁護士連合会は柔軟な対応を裁判所に求める声明を出した。

 「38度以上の熱があるから、ちょっと来ないほうがいいんじゃないですか」。4月上旬、福岡県弁護士会の服部倫子(ともこ)弁護士(34)が北九州市内の警察署に容疑者への面会を要請すると、署員にそう言われた。医師から解熱剤を処方されたが肺炎の症状はないためPCR検査は受けておらず、その時の面会は見送った。

 しかし、容疑者の勾留期間はまずは10日間と定められており、容疑者の体調も考慮してその翌日までは控えたが、その後は37度台の発熱が続く中で面会を続けた。容疑者は検査を受けられないままで感染していたかは分からずじまいだが、服部弁護士が体調を崩すことはなかった。

 ただ、警視庁渋谷署では留置場での感染が相次いで確認されており…

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