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「いのちの電話」の葛藤 新型コロナの相談急増も時間短縮、休止

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相談員が半減する中も活動を続ける「東京いのちの電話」=東京都千代田区で2020年4月22日、宮間俊樹撮影
相談員が半減する中も活動を続ける「東京いのちの電話」=東京都千代田区で2020年4月22日、宮間俊樹撮影

 不安を抱える人の声にボランティアの相談員が電話などを通じて耳を傾ける「いのちの電話」。各センターでは経済的な影響などにより新型コロナウイルス関連の相談が急増しているが、感染拡大防止のため相談受け付けの時間を短縮したり、休止したりするなど対応に影響が出ている。

 政府の緊急事態宣言を受け、「日本いのちの電話連盟」に加盟する全国50のセンターのうち、13カ所が活動を休止した。外出や移動自粛の要請により相談員が集まらなかったり、相談内容が外部に漏れないよう室内で電話を受ける相談員を感染から守るためだったりするという。活動休止中の「東京多摩いのちの電話」事務局は「電話をかけようとしてくれる人たちには本当に申し訳ない」と苦渋の判断を説明する。

 平均年齢が60歳を超える相談員約250人が所属する「東京いのちの電話」(東京都千代田区)では他県から通う相談員も多く、感染リスクを考慮し活動を要請せず自由参加にすると、相談員が半数以下に。4月10日から当面の間、午前8時から午後10時までに相談時間を短縮した。設立からの48年間、数々の経済不況や災害時も常に電話対応してきたが、初めて24時間体制を維持できなくなった。相談員歴26年の女性相談員(6…

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