大阪市立大、ドローン活用へ進む研究 「観光振興や地域活性化に」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ドローンを操縦する畑直成客員研究員(右)と吉田大介准教授=岸和田市で、宮川佐知子撮影
ドローンを操縦する畑直成客員研究員(右)と吉田大介准教授=岸和田市で、宮川佐知子撮影

 大阪市立大がドローンを使った空撮技術の開発、画像や動画データの活用に取り組んでいる。これまで台風被害の調査など災害対応のほか、3月には岸和田市からの依頼で岸和田城の動画を撮影。大学関係者は、「新しい技術をいかして、観光振興や地域活性化にも貢献できたらいい」と意気込む。

 3月中旬のある一日。観光客らが見守る中、岸和田城天守閣から市のイメージキャラクター「ちきりくん」と府の公式マスコットキャラクター「もずやん」がドローンに向かって大きく手を振った。ドローンはさらに上空へ。高さ約50メートルから城の全景を収めた。市などから許可を得て空撮に臨んだ市大大学院工学研究科の畑直成・客員研究員は「空を飛んでいる様子をイメージした」と話す。編集された動画は今後、市の観光PRに使われる。

 市大は、2015年から防災教育にドローンを活用できないか研究をスタート。近畿地方に大きな被害をもたらした18年9月の台風21号通過後は、大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)など大阪湾岸を調査。上空から被害状況を空撮したり、高潮により浸食した護岸のデータを作成したりして、復旧工事にも役立てられたという。

この記事は有料記事です。

残り408文字(全文900文字)

あわせて読みたい

ニュース特集